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Xu, L.*; 長澤 尚胤; 吉井 文男; 久米 民和
Journal of Applied Polymer Science, 92(5), p.3002 - 3007, 2004/06
被引用回数:3 パーセンタイル:12.7(Polymer Science)水に溶解しないフタレート基を有するセルロース誘導体のヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)が有機溶媒のペースト状照射により橋かけすることを見いだした。ペースト溶媒としてアルコール,エーテル,ケトンを用い試験した結果、メタノールが橋かけに有効であることがわかった。この場合橋かけには40%濃度のペーストが最もよく、10%以下及び固体では分解が起こる。橋かけしたHPMCPは、酢酸,シメチルスルホオキサイド,テトラハイドロフラン,ピリジン,クロロホルムなどの有機溶媒を自重の3070倍吸収する。有機溶媒を吸収する材料として今後の応用が期待できる。
塚本 導雄; 高田 準一; 小池 忠雄; 渡邊 浩二*; 宮田 定次郎*; 西尾 軍治*; 村田 幹生
JAERI-Tech 2000-036, p.43 - 0, 2000/03
再処理施設のセル換気系内において再処理溶媒(有機溶媒)と硝酸の異常化学反応に起因した爆発が起きた場合について、爆発規模とエアロゾル発生量の関係、及びセル換気系による放射性物質の閉じ込め効果を把握する試験を実施した。試験ではセル換気系実証試験装置のセル内に設置した反応容器に、純粋な溶媒並びに線照射により劣化した溶媒とCeを混合した硝酸とを充填・密封し、183まで加熱して爆発とエアロゾル発生を誘起させた。爆発により発生したCeエアロゾルは採取し、浮遊率や粒径分布を時間毎に測定した。さらに、質量濃度を実測してエアロゾルの沈降や沈着等による除去効果を調べた。その結果、噴出した溶媒ミストが急激燃焼を起こした場合、セル内に飛散するCeエアロゾルの初期(t=0)濃度は、3~600[mg/m]になることが判明した。しかしながら、爆発による温度上昇や圧力波の伝播は、セルやダクトで構成される換気系で十分に減衰するので、HEPAフィルタの健全性は確保され、セル換気系による放射性物質の閉じ込め効果は十分達成されることが確認できた。
富樫 昭夫; 大内 義房; 根本 昌明; 八木沼 龍治*; 田口 郷士*
PNC TN8410 91-241, 70 Pages, 1991/08
CMPO(Octyl(phenyl)-N,N-diisobutylcarbamoylmethylphosphine oxide)を抽出剤とした湿式核種分離試験において、溶媒中のCMPO濃度を把握するためCMPOの分析法を開発する。フーリエ変換赤外分光法及びガスクロマトグラフ法によるCMPOの分析法を確立するため、CMPOの標準試料を用いた添加回収試験及び種々の共存物質の影響調査を行った。(1)フーリエ変換赤外分光法及びガスクロマトグラフ法とも、CMPOの分析に適用できることが分った。(2)フーリエ変換赤外分光法を用いたCMPOの定量範囲は10/SUP310/SUP4/ppmであり、そのときの変動係教は5%以下であった。(3)ガスクロマトグラフ法を用いたCMPOの定量範囲は5010/SUP5/ppmであり、そのときの変動係数は3%以下であった。今回の試験によりCMPOの分析が可能になった。今後さらに分析の高精度化および共存物質の影響補正法である内部標準法について検討を進めていく。
高橋 邦明; 和田 勉; 山口 俊弘; 檜山 敏明; 上村 勝一郎; 長井 修一朗
PNC TN8410 91-201, 94 Pages, 1991/08
低密度プルトニウム燃料を製造する際に使用される有機化合物が予備焼結工程でどのように挙動し,その配管系に対しどのような影響を与えるかを把握するための基礎データを取得する。熱天秤,ガスクロマトグラフ-質量分析装置等を用いた熱分析試験及び管状電気炉等による熱分解生成物重量測定試験を実施した。アルゴン-水素雰囲気における熱分解試験の結果,アビセルの熱分解生成物の生成割合は,残渣約27%,CO,CO2,エチレン等の気体約60%,ベンゼン,アルデヒド等の液体約7%,フェノール等の粉末として約6%であった。また,グリーンペレット熱分解試験の結果,K-3添加ペレットよりもアビセル添加ペレットの方が系内残留分解生成物は約10%程少なかった。低密度プルトニウム燃料製造のために使用するポアフォーマとしては,予備焼結工程及び配管系への影響を考慮すると,K-3よりもアビセルの方が好ましいポアフォーマと言える。
浅野 雅春; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 熊倉 稔; 真下 透*; 湯浅 久子*; 今井 強一*; 山中 英寿*
European Polymer Journal, 26(1), p.29 - 33, 1990/00
被引用回数:10 パーセンタイル:49.32(Polymer Science)32-67%の結晶性をもつpoly(-プロピオラクトン)(PL)を種々の有機溶媒系を用いて低温放射線固相重合によって合成した。この場合、結晶性は、有機溶媒の種類もしくは己の量をかえることによってコントロールできる。このポリマーは、主鎖にエステル結合をもつため、生体酵素作用によって分解を受ける。このような分解は、ポリマーの結晶性に強く依存し、結果的に結晶性の減少が分解を加速する。in vivo実験系において、20週埋入後のポリマーの分解率(y)と結晶性(x)の関係は、直線となり、そこでの回帰曲線はy=1.701x+120.6(=0.985)になることが分った。
熊倉 稔; 嘉悦 勲
Zeitschrift fr Naturforschung, C, 38, p.79 - 82, 1983/00
セルロースの加水分解反応に対する種々の有機溶媒の添加効果を調べた。セルロースの加水分解反応速度の増加に対してキシレン・トルエン等が効果が認められ、アルコール、アセトン、ジメチルホルムアシド等は効果が認められなかった。グリコールおよびアルコール類の添加効果では、これらの化合物の炭素数の増加によりセルロース加水分解反応への増大加効果が認められることがわかった。また、炭化水素系の有機溶媒では炭素数の増加によりセルロース加水分解反応を減少させることが明らかになった。これらセルロース加水分解反応における有機溶媒添加効果において、有機溶媒の双極子モーメントに関係していることが明らかになった。
石森 富太郎
溶媒抽出化学の研究, p.27 - 28, 1970/03
硫酸イオンを含む溶液からTBPによるウランの抽出,1NHSO -1MA1(NO)-30%TBPドデカンにおいてU(VI)は10以上,Thおよび核分裂生成物は0.1以上の分配比を示した。この条件で容量比1:1とし有機相三段で連続抽出するとU(VI)は定量的に抽出され,Th,核分裂生成物から分離できた。
中村 治人
日本原子力学会誌, 10(1), p.2 - 6, 1968/00
原子炉の中性子を利用して、いわゆる無担体のP製品を製造するには、一般にS(n,p)P反応が使われる。生成したPはターゲットであるイオウから分離されて塩酸溶媒としてとり出されることが多い。この分離法としては多くの方法があるが、本格的なPの定常的な調整法としては、昇華法が諸外国で最も広く採用されている。この方法は照射ずみのイオウを気体にするので、万一装置が破損した場合には放射性のイオウで周囲の空気を汚染する危険性がある。本報においては、これらの危険性をさけるため、イオウを有機溶媒に溶解し、水溶液でPを抽出する方法を検討した結果を報告する。
阿部 仁
no journal, ,
PUREX法を用いた再処理では、リン酸トリブチル及びドデカンを用いた溶媒抽出によって、ウラン及びプルトニウムをその他の成分から分離し精製する。現在の商用工場に一般的と考えられる安全対策、網羅的に行われた六ヶ所再処理施設の設計基準事象の選定及び改訂された炉規法の重大事故に関する定義を参考に、検討対象シビアクシデント(SA)事象の一つとして、セル内有機溶媒火災を取り上げ、影響評価方法に関する現状の整理、課題の把握及び課題解決の方法について、客観的かつ専門的視点から検討を行った。
大内 和希; 小松 篤史; 鷹尾 康一朗*; 北辻 章浩; 渡邉 雅之
no journal, ,
ウランを用いるレドックスフロー電池(RFB)の開発に向けた電極反応研究として、イオン液体-DMF混合溶媒中でのUClの電気化学挙動を調査した。U(IV)の還元波とU(III)の酸化波は、-1.6Vと-1.5Vで観測されたが、U(IV)の酸化波は塩化物イオンの酸化より低い電位で観測できなかった。よって、イオン液体-DMF混合溶媒中でのU(III)/U(IV)対は、RFBのカソード反応として利用できる特性を持つ。